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コロナ禍におけるECサイトでの購入頻度と利用決済手段

ブログ, 新着情報

新型コロナウィルス感染症拡大でインターネット通販の利用が広がっています。
ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社がECサイトにおける決済手段の利用実態について調査した結果をご紹介します。
引用元:https://www.sbpayment.jp/news/press/2021/20210205_000877/

ECサイトでの購入頻度

ECサイトでの購入頻度について、全世代において「増えた」が「減った」の割合を上回りました。
物販サイトでは10代男女の約60%が「増えた」と回答し、他年代でも「減った」という回答に対して2.7 倍以上の割合の方が「増えた」と回答しました。

電子書籍や動画配信などのサービスを提供するデジタルコンテンツサイトでも、10代女性の50.8%、「減った」という回答に対して11倍以上の方が「増えた」と回答し、他年代でも「減った」という回答に対して2倍以上の割合の方が「増えた」と回答しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインでのショッピングがこれまでより多く活用されていると見られます。

利用している決済手段

ECサイトで物販・デジタルコンテンツの購入時に、利用する決済手段として物販・デジタルコンテンツどちらの購入時においても、「クレジットカード決済」の割合が減少し、「PayPay(オンライン決済)」「楽天ペイ(オンライン決済)」「LINE Pay」といった、オンラインでもリアルでも利用できるID決済の割合の増加が目立ちました。
一方、「キャリア決済」の割合はほぼ変化なく、一定の根強いニーズがあることが分かります。
最も利用する決済手段は男女ともに「クレジットカード決済」を最も利用すると回答しており、時点で「コンビニ決済」、「キャリア決済」となっています。

10代においては「クレジットカード決済」の割合は40%以下に留まり、その分「コンビニ決済」「キャリア決済」「PayPay(オンライン決済)」「代金引換」の合計が45%以上と非常に高いことが分かりました。
20代、30代においても、「コンビニ決済」「キャリア決済」「PayPay(オンライン決済)」「代金引換」の合計が20%を超え、事業者が多様な決済手段を導入する重要性が高まっていると言えます。

最も利用する決済手段、それを選ぶ理由

ECサイトで物品を購入する際、最も利用する決済手段の理由は以下の通りとなりました。

・クレジットカード決済:「購入金額が高い場合、クレジットが一番便利」、「事前にお金をチャージしなくても残高気にせず使える」
・コンビニ決済:「クレジット情報を入力することに抵抗があるし、代引きだと手数料がかかる」、「クレジットと出費を別にしたい」
・キャリア決済:「携帯代と一緒に払えて便利」、「支払い管理ができて、確実に支払いが出来る」
・PayPay(オンライン決済):「楽だし使える所が多い」、「簡単でメジャー」、「クレジットカードを持っていないから」
・代金引換:「商品の受け渡しと同時に払うから安心する」
・口座振替:「毎月の引き落としの方が便利」

まとめ

コロナ禍前に比べ、特に10~20代男性と10~30代の女性のあいたでオンラインの買い物やサービスの利用頻度が増えていることが分かりました。
EC事業者の中には、コロナ禍以降、売上や客数だけでなく、客層の変化を目の当たりにしている事業者もいるかと思います。コロナ禍になって1年半以上が経ち、「ウィズコロナの消費行動」が定着した今、改めて自社のECサイトの客層の変化を分析してみると興味深い傾向が見えてくるかもしれません。