近年急激な盛り上がりを見せているSNSプラットフォームのTikTok。
TikTokとは、短尺の動画をシェアできるスマートフォン向けのサービスで、SNSの1つです。そんなTiktokにも広告が存在します。
今回はTikTok広告を活用してみたいけど、そもそもTikTok広告はどんなものなのか、どこに広告が出るのかといったことをご紹介したいと思います。
TikTok広告とは
TikTok広告では動画での広告配信が行われます。ウェブサイトとアプリでプロモーションすることができますので、ウェブサイトからの申し込みや特定の商品の販売促進、アプリDLの促進に活用することができます。
TikTok広告には大きく分けると3つの特徴があります。
ユーザーとコンテンツとのマッチング
高度な機械学習の技術により、ユーザーごとの興味とコンテンツを高い精度でつなげることが可能になっています。
実際にTikTokを利用してみると、利用すればするほど自分好みのコンテンツがレコメンドされフィードに流れてくるのが体感できます。
圧倒的なデータ量
TikTokは世界約150カ国で利用されており、世界の利用者数は10億人を突破しており、日本国内の月間アクティブユーザー数も約950万人と日本だけでなくグローバルで人気のアプリケーションとなっています。
TikTok広告では、ユーザーの閲覧データや動画のデータ、広告のデータ、ユーザー環境などのビックデータをグローバルで蓄積しており、それらをより効果的な広告配信を実現するためのモデリングに活用しています。
広告に興味を持ってもらいやすい
TikTokに来るユーザーは「何かおもしろいものはないかな~」といったモチベーションでの利用が多く、特定の目的を持たずに色々な情報に接しています。
他のSNSは基本的に「フォロワーの投稿を閲覧する」のが主流でした。しかしTikTokは偶然見かける未知の動画との出会いが醍醐味といえます。
TikTok広告の種類・配信面
TikTok広告には「ハッシュタグチャレンジ広告」、「起動画面広告」、「インフィード広告」の3種類があります。
ハッシュタグチャレンジ広告
ハッシュタグチャレンジ広告は、TikTok内でハッシュタグ(#〇〇)を設定し、そのハッシュタグにちなんだ動画を作成したり、投稿を促したりする形をとった広告です。
ユーザー参加型で参加のハードルが低いため高いエンゲージメントの獲得が期待できます。
ページトップにバナー、アプリ内にコンテンツのページを設定することで多くのユーザーに働きかけることが可能です。
ただしデメリットとして起動画面広告やインフィード広告を含めたプランとなっているためにコストが高くなっています。
起動画面広告
起動画面広告とは、アプリを起動した際に表示される広告です。画像・GIF画像・GIFアニメーションの3種類をそれぞれ画像は3秒、GIFは3〜5秒の間表示することができます。
広告が全画面に表示されるため非常に訴求力の高い広告である一方、デメリットとして一日一社限定のために広告枠を確保することが厳しく、コストがかかってしまいます。
インフィード広告
インフィード広告とは、通常の投稿と投稿との間に表示される広告です。通常の投稿と同様に5〜15秒間、表示させることができます。
通常投稿の一連の流れの中に表示されるため、「広告感がない」ユーザーに広告を見せられているというストレスを与えずに済むメリットがあります。また、通常投稿と同様に「いいね!」「コメント」「シェア」を行うことができ、新たな層へのアプローチや多くのユーザーへのリーチが期待できます。
TikTok広告のメリット
広告クリエイティブも見てもらえやすい
TikTokユーザーは、新しい情報に対してオープンマインドなのが特徴です。そのため、他のプラットフォームに比べて「広告クリエイティブもつい見てしまう」というユーザーが多いのがメリットです。
投稿への反応がよくリアルでの行動につながりやすい
TikTokのコンテンツは他のSNSに比べて反応されやすいのも特徴です。商品・サービスがTikTokで紹介されると実際の購買行動にもつながっています。
まとめ
若者向けのイメージがあるTikTok広告。
「馴染みがなくなんとなく怖い…」と感じる方もいるかもしれませんが、コツをつかめばユーザーの心を掴み効果的な広告配信ができます。
実際に出稿する場合は、商材や予算に応じて最適なターゲティング・クリエイティブを組み合わせる必要があります。
少しでもTikTok広告に興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。