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Windows11の新機能「Copilot in Windows」について

ブログ, 新着情報

最新のWindows 11にAIチャット機能「Copilot in Windows」という対話型AI(人工知能)が組み込まれました。
「Copilot in Windows」(Windows Copilot)は、Windows 11 の 150 以上ある新機能の中で、最も注目されている機能の1つで、AIを利用したアシスタント機能のことです。
今回は新たに追加されたCopilot in Windowsの特徴や使い方などについてご紹介させていただきます。

Copilot in Windowsとは

Copilot in Windowsとは、Windowsに搭載された対話型の人工知能(AI)で、Windowsの一つの機能として用意されています。
このCopilot in Windowsでは、OSにAIが組み込まれており、対話型機能が使えるようになりました。
ユーザーは Copilot と会話をしながら、Windows の設定や機能、アプリを検索したり、実行したりする手助けをしてくれる機能となっています。
生産性や仕事の効率を上げることができると、多くの期待が寄せられています。

AIを活用したCopilot in Windowsは、従来さまざまなOSに搭載されていた対話型のシステムとは大きく異なった特徴があります。

・対話型での操作によるアシスタント機能
・英語や日本語などさまざまな言語による情報検索ができる
・Windows 11の操作もできる
・Microsoft365 Copilotを使うとOffice文書などが作れる
・テキストの作成や要約、説明などの機能

などといった一般ユーザー向けの機能だけでなく、専門的な技術や知識を活用する開発者向けの機能も備えているそうです。

Copilot in Windows の使い方

※Copilot in Windows を利用するには、Windows 11 を最新版にアップデートする必要があります。

①タスクバーに Copilot のアイコンが表示されます。このアイコンをクリックすることで、Copilot が起動します。
もしくは、キーボードの「 Windows + C 」を同時押しで起動します。

②Copilot が起動すると、画面の右側に Copilot のウィンドウが表示されます。
中~下段に、”会話のスタイルを選択”とありますが、ここで選んだスタイルで、Copilot in Windowsの挙動が変わります。
また、さらにその下段の入力ボックスで、「Copilot in Windows」とのチャットを開始できます。

Copilot in Windowsは、ユーザーの入力に応じて、適切な回答や操作を行います。
例えば、スピーカーの音が大きい時に、Copilotに「音量を下げて」とお願いすると、「音量を下げますか?」と入力内容を再度確認してくれます。「はい」を選択することで、Copilotが自動で音量を下げてくれたりします。
また、「音が大きいです」や「静かにして」と曖昧な内容を入力した場合でも、Copilot が入力者の意図を判断し、回答してくれます。
その他にも「音量をミュートにする」「ダークモードの有効化」など Copilot に依頼することで、簡単にWindows の設定変更をすることができます。

また、「メモ帳を開いて」などを入力することでWindowsのアプリを起動することもできます。
「スクリーンショットをとって」や「ペイントで絵を描きたい」など依頼に応じてアプリを簡単に起動することができます。

こういった設定変更やアプリの起動だけではなく「今日の天気は?」「東京の人口は?」など気になる質問をCopilotに投げかけると、情報を取得して質問に応じた回答を返してくれます。
WebページのURLと「このURLの記事を要約してください」をCopilotに入力すると、Copilotが記事を確認して要約してくれたりもします。

Copilot in Windows の活用方法

AIを搭載したシステムであるCopilot in Windowsは個人でもビジネスでも活用できる場面があります。
以下では、Copilot in Windowsの機能を踏まえた活用方法の一部をご紹介します。

個人での活用

<調べものに使う>
いろいろな調べ物や疑問を検索エンジンで一から調べていると時間がかかります。こうしたものをCopilot in Windowsで調べることで効率が上がります。

<自分の求める音楽が聴きたいときに使う>
たとえば、「気持ちが落ち着くような音楽をかけて」とリクエストすると、オススメのプレイリストを提案してくれます。

ビジネスでの活用

<事務作業>
・PCの設定変更
・マニュアルや手順書の作成
・指定したファイルの要約や説明、リライト
・言語の翻訳

<コンピュータ操作>
・音声によるコンピュータ操作
・チャット操作でのコンピュータ操作
・プログラミングの補助
・データ分析

さらに、MicrosoftではMicrosoft 365、Visual Studio Codeなど、さまざまなビジネスアプリケーションにAIを搭載し始めています。
こうしたものをうまく組み合わせることで、さらに仕事に効率向上などにつながるでしょう。

まとめ

2023年9月のWindows 11のアップデートともに実装されたCopilot in Windowsは、AIを活用した画期的な対話型の機能です。
以前からWindowsにはCortanaと呼ばれる音声アシスタント機能が搭載されていましたが、それとの大きな違いは、「AIが組み込まれ、ユーザーの質問に対して、より的確な回答を返す」という点です。
Copilot in Windowsは、チャット型の対話機能だけでなく、Windowsのさまざまな操作やMicrosoft365のOfficeアプリケーションでの活用など、仕事やプライベートにおいて多くの利用用途があります。

興味のある方はぜひCopilot in Windowsを実際に使ってみてください。