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広告ライブラリで競合他社の広告をチェック

ブログ, 新着情報

Googleのリスティング広告やSNS広告など、広告を運用していると競合他社がどんな広告を配信しているのか、気になったことはありませんか?
検索連動型広告であれば任意のキーワードで検索して広告を見ることもできますが、ディスプレイ広告やSNS広告は見たいタイミングで探したい広告が見つからないものです。
今回はFacebookやInstagramの広告限定ですが、他社の広告を簡単に調査できるMetaの「広告ライブラリ」についてご紹介させていただきます。

広告ライブラリとは

広告ライブラリとは、Meta広告の配信先であるFacebookやInstagram、Messenger、Audience Networkに現在掲載されているすべての広告をキーワードまたは広告主名を使って検索できる機能です。
広告のバナーや動画を実際に掲載されている広告とかなり近い形で見ることができます。
他にも、広告のリンク先や、どのプラットフォームに配信されているかなどの情報も確認することが可能です。

誰でも無料で利用することができますが、アルコール飲料やギャンブルなど年齢制限のあるものに関する広告については、Facebookにログインしていない人や制限年齢未満の人には広告クリエイティブが表示されません。

広告ライブラリの使い方

①まず広告ライブラリを開きます。
②国を選択し、広告カテゴリの「すべての広告」を選んでキーワードを入力し、Enterボタンを押します。
③検索キーワードに関連する広告があった場合は、掲載開始月の順に広告が一覧表示されます。

検索方法は4つあり、引用符(” ”)を使うと、より意図通りの検索結果を出しやすくなります。

一つの単語で検索:その単語に関連する広告
複数の単語で検索:すべての単語に関連する広告
完全一致:“ “内と完全一致する単語が含まれた広告
複数の完全一致:すべての“ “内の単語と完全一致する単語が含まれた広告

広告の詳しい情報を確認する

検索した結果、いろんな広告が表示されたかと思いますが、実際にどんな情報が確認できるのか、詳しい情報を確認する方法をお教えします。
広告ライブラリでは、下記の情報を見ることができます。
①広告の掲載開始日
②配信されたプラットフォーム
③広告クリエイティブ(バナーや動画)
④広告のリンク先
⑤Facebook、Instagramのアカウント情報(アカウントID、フォロワー数)
また、広告主が出稿しているすべての広告を見ることもできます。

特に②の配信されたプラットフォームは、他社がどの配信面に広告を出しているのか確認できます。
たとえば、他社がInstagramに絞って配信している場合、自社の見込み顧客もInstagramと相性が良いと仮説を立てることができます。
もちろん、あえて他社が出していない配信面に広告を配信するのも一つの手だとは思いますが、いずれにしても他社がどのプラットフォームに配信しているか分かるのは戦略を考えるためには有益かと思います。

まとめ

あくまで「広告の透明性」の向上を図るために導入されている広告ライブラリですが、単に模倣する目的で利用するのではなく、より広告主の魅力が伝わるように、広告の掲載状況を参考にするのはユーザーのメリットにもなります。
また裏を返せば、出稿側もどんな広告を出しているかは明白となります。

ぜひ目的を間違わずに、ユーザーにとってよい広告体験を届けられるように「広告ライブラリ」を利用してみてください。