インターネットで様々なホームページを見ていると、このホームページはすごく見やすいなと感じることがあると思います。
うちのホームページもわかりやすく見やすいホームページしたい!と思っても、具体的にどうすれば見やすくなるのかわからない…とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、ユーザーにとって見やすいホームページにするためのポイントについてご紹介したいと思います。
デザイン的に見にくいホームページの特徴
そもそもとして、ホームページが見にくくなってしまうのはどうしてでしょうか?
まずは見にくいホームページの特徴について紹介します。
ホームページが見にくくなってしまうのは、主に以下のことが問題となっているからです。
・文字サイズが小さすぎる
・配色のコントラストが低く、文字が読みづらい
・画像を多用しすぎて情報量が少ない
・デザインに凝りすぎて、重要な情報が埋もれてしまっている
・リンクやボタンが見つけにくい、どこがクリックできるのかわからない
・情報量が少なすぎる、または多すぎて整理されていない
・画像が重く、ページの表示速度が遅い
・スマートフォンでデザインが崩れる
これらの特徴は、ユーザビリティを無視して見た目だけを重視したデザインや、ユーザー目線に立っていないデザインに多く見られます。
効果的なWebデザインは、見た目の美しさだけでなく、使いやすさや情報の伝わりやすさも考慮する必要があります。
ユーザーエクスペリエンス(UX)を重視し、直感的に理解でき、目的のコンテンツに簡単にアクセスできるデザインが重要です
見やすいホームページを作るためのポイント
デザインの4大原則
以下の4大原則を押さえることで、ホームページがグッと見やすくなります。
①近接:関連性のあるもの同士を近くに配置して見やすくすること
②整列:画像や文字の位置を揃えて配置すること
③反復:同様の役割を持つ要素に同じデザインを繰り返し使用すること
④対比:テキストの大きさや色などでメリハリをつけること
配色比率
以下3つのカラーを知っておくことで、ホームページの配色が決めやすくなります。
メインカラー:主張したい色(ホームぺージの印象はこの色で決まる)
ベースカラー:もっとも使用する面積が多い、ホームページの基礎となる色
アクセントカラー:刺激や変化を与えるための色
これら3つのカラーは、バランス(配色比率)が重要となっていて、具体的にはメインカラー25%、ベースカラー70%、アクセントカラー5%がおすすめです。
文字
ホームページを見やすくするためにも、何かしらの意図がない限り、フォントの種類は統一しましょう。
また、見やすいホームページを作るためには、文字情報を適切に扱いましょう。
伝えたいことがたくさんあると、テキストの量は多くなりがちです。
ただ長いテキストは、ユーザーに負担をかけてしまいます。
ホームページのテキストは、できるだけ簡潔にまとめて改行を適度に入れるようにしましょう。
画像
文字ばかりのホームページは見づらく、ユーザーに負担をかけてしまいます。
そのため、ホームページでは適度に画像を使いましょう。
ホームページに挿入する画像は、テイストを揃えることが大切。
統一感が生まれるため、ホームページ全体の見やすさが上がります。
また、画質がはっきりしていて、要素が細かすぎない画像を使うようにしてください。
画像に含まれる要素が細かいと、スマホでは見づらくなるおそれがあるため、要注意です。
まとめ
今回は見にくいホームページの特徴や、どうすれば見やすいホームページになるのかについてご紹介いたしました。
中には「おしゃれなホームページを作りたい」「お客様にこのサービスについていっぱい知ってほしい」と考える方もいらっしゃると思いますが、ホームページを訪れるユーザーは「自分にとって有益な情報」を求めています。
おしゃれを意識するあまり写真、動画、エフェクトなどを多用したり、とりあえずたくさん文章を載せたりすると、ユーザーにとって見づらく使いづらいホームページになってしまいます。
ユーザーは何を求めてホームページを見に来たのか、ユーザー視点に立って必要な情報を取捨選択するなどして、ユーザーにとって見やすいホームページになるようにしましょう。